自分は正直生後半年から親の都合で海外移住をしたり、海外旅行はもう目をつぶってても出来る感じなのだが、今回は子供達に配慮した結果、かなりの大旅行になってしまった。これはその記録である。
Day 6
親も子供も微妙な時差ぼけで午前4時くらいに起床。午前6時の朝食時間まで部屋でまったり。6時ぴったりにレストランに行き、朝食。オレンジジュースがしぼりたてで大変おいしかった。
ディズニーランドだとやはり邦人も多いらしく、ちらほら朝食の席にもいた。一組、アラサーくらいの男女カップルは男性のほうがビュッフェから料理を運んでくる仕事を二人分全て一人でやっていて、女性は運ばれてきたものをゆったり食べる、というのをやっていたのでこっそり「おひいさまだ」「あれはおひいさまだね」と話していた。
キャラクターレストランなので、チップとデールやらプルートやらが席にやってきて挨拶してくれる。子供達はミッキーは知ってるんだけど、あまりグーフィーやらプルートやらがでてくるようなディズニー系の番組とかはみせてないので完全に「え、誰コレ…」状態。しかもそれがなでてくるので若干緊張してた。しかしよく考えると、このキャラクター達、朝6時から愛想振りまいているんだよな…すごいな、中の人達。
ともあれ、主にフルーツを食べさせて、腹ごしらえ終了。とりあえずどこから園に入るのか偵察に行こうかなーと思って見に行ったら、もうすでに開いていた。あとで調べたら全米のディズニー系パークが交代で「早く開園する日」というのがあるらしく、その日もそうだった模様。なので早くても9時から入れると思っていたら8時頃にはすでに入園できてた。ラッキー。
一目散にこのディズニーに来た最大の理由である「カーズランド」へ。実は子供達には前日の時点まで、今回の旅行でディズニーランドに行くとは一言も言っていなかった。なので子供達はとりあえず「遊園地っぽいところに来たぞ〜?」というワクワク顔をしているだけだったのだが、そこで見えてきたのが…
ラジエータースプリングスのあの岩だ!わぁ!子供達ももう何百回と見ている映画なのでさすがにすぐ気づいた。もうここからは大興奮。ルイージとグイドのカサ・デ・ラ・タイヤもあるし、フローのV8カフェもあるし(その中にはハドソン・ホーネットのピストンカップが三つあるし)、これまで見てきたものだらけ。興奮興奮、大興奮。
なお、ここまで人影皆無なのは、前述の通り特別に早く開いている日だったのと、そもそもそれもディズニーリゾートの宿泊客用のサービスだからで、この時間はほとんど人がいないのであった。ゆうゆう見て回ることができる。
メイターやマクイーンにも会うことができた。このメイターとか本物みたいだよな…。ちなみにこの車、どういう仕掛けかわからんけど、自律運転っぽい感じで出てきます。ラジコンなのかな…。
残念ながらメインアトラクションであるレースコースは子供達の身長制限で乗れなかったのだけど、そこは小さな子供、別に他の物で充分楽しいのでメイターのジャンクヤードとかを何回も乗って楽しんでいた。
一通りカーズランドはみて、違う場所も行ってみるか… と少し歩いて行った先で、あれ?長男の目が潤んでる…? あれ… 目が二重になってる…?まさか… と、急いでホテルの部屋にもどる。午後からまた遊ぶにしてもいずれにせよ昼寝はさせないといけなかったので元々その予定だったのだけど、ここで体温計を取り出してみたら 長男は37.9℃…! おっと…やってしまいましたね。
とはいえ、鼻水は出てないし、すごい辛そうというわけでもないので、これは興奮したのと気温にやれたのではないかということで、とにかく次の日まで休ませることに。ちなみにこの日のLAは本当に気温がすごくて、あれはちょっとやばかった。ちょっと舐めてた。
子供達二人とも昼寝をさせた後、次男と妻は部屋にいてもしょうがないから、遊んできなーと送り出した。妻は英語を喋れないので自分をいかせようとしてたんだけど、「部屋にいるということはなんかあった時は電話とかでフロントに連絡したりするわけだけど、それできるの?園のほうにいけばすくなくともクレジットカードと身振り手振りでなんとかなるよ」と説得して自分と長男が留守番となった。
我々が部屋でおとなしくしているあいだ、次男はカーズランドのおかわりをしたらしい。母親も独り占めだし大分楽しんできたとのこと。そして遊びにいけなかった長男のためにマッテル社製のカーズミニカーを何個か買ってきてくれた。
子供達はミニカーに完全に夢中になっている間、自分は夕飯を調達に。ディズニーダウンタウンという、敷地内?のモールっぽい感じのところでサンドイッチとかを買ってきて、部屋で食べて、その日は就寝。
大満足なディズニーだったものの、翌日に一抹の不安を残す形となった。