本当は今日も花見できるかなぁと思ってたんだが、ちょっとできなさそうなので昨日の花見三昧について書いておく。


渋谷近辺で川縁の桜というと池尻〜中目黒方面の目黒川の桜が246からも見えることがあって有名だが、個人的にはそれよりはるかにオススメなウォーキング花見スポットがある。それが呑川緑道沿いの桜。この道は桜新町駅から向かって246を超えたところから始まるのだが、ここから数キロ(自分の目算で4キロちょいくらい?)都立大学駅の駅のところまでずぅぅぅぅっっっっと桜並木なのだ。人手は少ないし歩きやすいし、なにより桜が多い!
・・・といいつつ、実は桜の時期にここに行ったのは今年が初めて。去年ふとしたおりにこの道を通って自由が丘まで歩いていった時に道沿いの木が桜だということに気づいて「来年こそは!」とリベンジを誓っていたのである。そんなわけで今年ついにリベンジ。果たして桜満開のタイミングで、である。すばらしい。
この道は世田谷区〜目黒区の中でも多分比較的知名度の低い深沢や八雲といったあたりを通っているのだが、もう完全なる住宅地で、正直アトラクション的な何かは何もない。とにかくひたすら桜並木だ。だが、それがいいッ。
大人の足なら寄り道しながらトロトロ歩いても2時間くらいで都立大学についてしまう。桜が美しすぎて正直道が終わるのが残念だ。そこからちょっとコースを越えて祐天寺あたりまで歩いてウォーキング終了。
夜は何故か駒込にいる我ら。そう、六義園の桜もみたい!と思っていたのであった。しかしなんたること、物好きが多いのか(自分もそうだが!)六義園に入るところですでに行列をなしている。行列は嫌いだ。我々は駒込についた瞬間に最初の目的を放棄し、事前に調べておいた焼き鳥屋に向かった。
ちなみに駒込の駅ビル?の前のロータリーに咲いてる桜が十分に美しいのでとりあえず花見もできた。そこを超えてJR駒込駅を左手に見ながら住宅地を歩くこと10分ほど。JRのほうからつながっている商店街の比較的静かなほうにある、「駒込 松本」というお店。
ちなみにこの店は初めて。自分1人の時には勘が働けばどんな店でも入っていくのだが、相方とかと一緒だとやっぱりちょっと気を遣う。大抵はネットで調べるときにグルメページの紹介は鵜呑みしないでブログネタとかをさらってきてから大体の期待値を設定してから行ったりするのだが、この店見事にブログエントリが少ない(理由はあとで大体わかった)。なのでちょっとドキドキな感じで入店。
店内に入るとおじちゃん、おばちゃん、おにいちゃんの3人でやってるふつーな感じ。ちょっとその前に元気一杯ラーメンの話を読んでいたので一瞬おばちゃんを警戒してしまったけど、とても良い感じのおばちゃんでした。注文を取るときに「よろしくお願いいたします」って言うのがなんか・・・良い。
メニューは普通に焼き鳥とちょっとした一品料理。主に相方に焼き鳥を食わすのがメインなのでその辺りは任せてこっちは一品料理を吟味。結局筍の煮物とポテトサラダなんかを。店の客は明らかに年齢層が高い。そりゃブログ書く人少ないわな・・・。
結果的にこのお店は結構な大当たり。そうだなぁ。100点を「人生が変わった!」75点以上を「また来たい」とするならば85点くらいかなぁ。焼き鳥はもちろんうまいんだけど、おじちゃんが作ってるとおぼしき一品料理がうめぇ!少ない人数で処理できるようにしてるからそりゃ作り置きしてあったりなんだりはあるけど、ちゃんと仕事してるなーって感じでうまいのよ。おにいさんの焼いてる焼き鳥もうまい!個人的には滅多に頼まない「ねぎま」しかも「タレ」っていう組み合わせがうまかったので少なからず心証が良いということも明記しておく。
というわけで今日はいけなそうだけど、とりあえず花見をできた、というお話。
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