とくにまとめず、だらだらと書きます。

日本のサラリーマンのようになれないwので辞任します」を読んで思うのは、仕事>家庭(個人の時間)である必要は全くないんだけど、それであるなら被雇用者は単位時間当たりの生産性を最大限にあげる努力をしないといけないと思う。

だって日本の会社ってダラダラ会社に居続ける人いっぱいいるじゃない。9-5時で仕事びしっとやってびしっと帰ればいいじゃないの、といつも思ってるのだが。

それと同時にこういう非生産的な風潮を取り締まるのも難しいんだよね。例えば日本の企業では雇用者が雇用関係を解消するのに手かせ足かせをはめられている。これは会社が雇ったからにはその個人の面倒を見ろ、という事だと思うんだけど、それだと逆に生産性の著しく低い人と雇用関係を結んでしまった時に困るんだよね。経営者としては潜在的な赤字を生み出す原因は取り除かないといけないわけだけど、一旦社内に迎えてしまうとその損切りをなかなかできないという・・・

日本の法律はそういうふうに会社と被雇用者の関係をべったりさせる代わりに被雇用者が滅私奉公的に働くことによって収益をあげてきたのが戦後数十年のやりかただと思うのですわ。当時は国民一丸となって生活を取り戻す事に躍起になってたのでこれでよかったわけだが、今となっては1人1人が死なない程度の余裕を持てるようになってきて、まぁ良い言い方をすればチョイスが増えた。悪い言い方をすればワガママになる余裕ができてきた。だからそのやり方が合わなくなってきているわけですな。

うちの会社、endeworksはスタッフみなさんだいたいやりたい仕事(自分の職能に合った内容)をやれてるのもあってか、長居するときはするし、それ以外の時はさくっと帰ってるし、まぁゆるいもんだ。社長の俺も基本的にはそれでいいと思ってる。ただそこで求められるのは生産性なんだよね。別に一日2時間しか働かなくてもいいけど、1人当たり給料 x 5 ~ 10倍の売り上げを上げてもらわないと会社ってのは基本的に立ちゆかなくなるので、その分だけ担保できてればいいや、って感じ。

追記:5〜10倍ってのは目標というか、それを基本としないといけない、ということですな。実際はそこまでなかなかいかないけど、だからと言って給料 x 2倍でいいよってことになってしまうと、これは完全に破産コースなので、計算上は常に5倍を稼げるように考えていかないといけない、ということ。逆に言うと 給料を決める時に ( 実現可能な売り上げ / 5 )が給料になる、と考えてもいいかもしれない。


人数が増えてもこのままいければ最高なんだけど、どうなることやら。


ついでに閑話休題だが、うちはそういう状況なので仕事さえついていれば子育て休暇的な事や、育児期間中の仕事なんかも全然問題ないと思う。というより、俺が自分の子供ができた時には週のうち何日かは子供と過ごしたいから、絶対このまま行く。生まれたばかりの妹の寝顔しか毎日見てなくて顔を忘れられて泣かれてたうちのオヤジみたいな事はしたくないんだよなー(本人とその話あまりしたことないけど、絶対かなりショックだったはず)。

さらに閑話休題。基本的にバイオリズムってあるよね。あれは乱したくないとは思う。どうしても駄目な時は休めばいいし。ただ休むためにはその分の信用を作ることが大事。そこんところは会社と個人のギブアンドテイクだよね。ちなみに同じくバイオリズム関連では「飯を食う時間がないほど追い詰められる職場には絶対にしたくない」というのがある。人間、寝て、食ってができなきゃ仕事なんてできねーだろが。腹を空かせて仕事なんてしちゃいかんよ!