
まず鱗を取る。俺は鱗取りはもってない。が、もう数年前から鱗を取るのに鱗取りを使ったことがない。こういうスパチュラを、半身から背骨をはがすときのように少し立てながらしっぽ側から鱗に食い込ませるとあらよあらよという間に鱗が取れる。鱗取りより気持ちよいので是非やってみるとよいと思う。
続いて内臓をばらす。こういうでかい魚をさばくのは初めてなのでエラの取り方がよくわからなかったのだが、エラまわりを触ってみて、切らなければ取れないと思われるあたりにあたりをつけてざくざくと。その後は定石通りに尻のほうから開いて内臓、浮き袋、エラをとりわける。
きれいに血を洗ってから今度は頭を落とすのだが、これも一瞬どこから落とすのか迷った。でも絶対に首を折るように曲げられるところからでなければ包丁がそもそも通らないはずなので、首を上方向に持ち上げて曲がる関節の部分から推測して2方向から包丁を入れたら簡単にとれた。切り身の形から判断してもいつも見るあれとほぼ一緒なので、間違っていないはず。
その後は普通に3枚におろした。刺身で食うのもありかとは思ったんだが、使い勝手を考えるとざく切りのほうがよろしそうだったので、大きめのざく切りにして塩をふってしばらく置いておく事にする。しっぽのほうの部分は間に昆布を挟んでおいた。明日くらいにはまた水がでてるだろうから一回水を切って、明後日くらいから食べ始めるかなー。
ちなみにアラは沼田さんがさばいた分も一個もらってきたのでスズキ2本分で本日はアラの煮付けとする予定。楽しみだ。むふふ。
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追記:ムニエルにして食べました。すげぇうまいうまいうまい。
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