さて、昨日からなんか熱が入っているWAFベンチ大会なんですが、あのベンチ結果は基本的にはただのHello, Worldなので、どれだけ高速にHTTPリクエストを受け取ってから、クライアントにHello, Worldの文字列を送り返すか、というそれだけのベンチです。

そして、この部分を速くするために、新興フレームワークのそれぞれはものすごいマイクロオプティミゼーションを行っているので、そこに普通の感覚でコードを重ねていけば当然スピードは一気に劣化するでしょうし、そこからどれだけコードを追加するのかはもうケースバイケースです。

逆に、Catalyst等のフレームワークは、追加する必要のあるコードがかなり少な目に抑えられますが、シンプルなアプリケーションには明らかに重すぎるわけですね。

掲示板を書くならMENTA/Yacafi/NanoA等でよいでしょう。もっと巨大で複雑なシステムを書くのにそれらを使うと多分書くコードの量がはるかに多くなり、人的コストがかかるでしょうから、Catalystのほうが全然楽でしょう。

かといって、全てにCatalystが対応できるわけじゃなし・・・。そういうわけで、TPOを知りましょう。

(TODO: TPF-J(仮)的には、MENTA/Yacafi/NanoAのうちのどれかを「PHPの代わり」として押したい)