日本で家庭のクリスマスディナーと言えばチキンとクリスマスケーキですよね。

別にところ変われば… だと思っているのでこの風習がどうのこうの言うつもりはありませんが、これだけ美味しい物が溢れてる国でチキンとクリスマスケーキっていうのがおもしろいなーとは思っていました。一応マーケティングの結果だ、という知識はあるのですが、それにしても良く定着したな、と。

というわけでさる12/25日のことですよ。別に我が家でもチキンででよかったんですよ。鶏肉は子供も食べやすいですしね。でも俺はラム肉食べたかったんですよ。ラムチョップは焼くのに時間がかかるんでモモステーキ。

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で、この肉を買いに行く途中でふと気になったのです:「そういや、アメリカでは七面鳥を食べるのが定番みたいになってるけど、世界の他の国ではどうなんだろ?」と。そもそも24日に食べるのか25日に食べるのか?だって24日はミサに行く日な気もするし、そんなところに行ってたら時間のかかるディナーなんてできないだろ… などなど、疑問がわいてきました。

とりあえず一回「Christmas Dinner」で検索してみたら… 一発でそれっぽいのがでてきましたよ。すごいな、インターネット。

この中で面白かったのはいわゆる東ヨーロッパ圏で川が近いところではクリスマスに鯉を食べる習慣がある模様。鯉って実はほとんど食べたことないんだけど、ナマズと同じでちゃんと下ごしらえをしないと泥臭いんじゃないかなー、その辺りをちゃんとやるのかなー?とか考えてしまった。

それと数えてはいないけど、読んでいた限り圧倒的にアヒル、カモ、キジなどを含む鳥類をクリスマスに食べる習慣の地域が多い感じ。前述の鯉を含む魚系もボチボチあった。豚肉もぼちぼち。圧倒的にない!と感じたのは牛肉。どこでも「ヘイ、俺のカントリーではクリスマスにTボーンステーキを食うぜ!」という感じの記述はなかった。これはやっぱりクリスマスが元々宗教的な風習だからかな?と妄想。やはりキリスト聖誕祭に血が滴るステーキを食べるというのは無しなのかもな。

とかいいつつ僕は前述の血の滴るラムステーキですよ。やはりミディアムレアで、脂身にボチボチ火が通って溶け出すタイミングがベストですね。ちなみに以前僕は「厚さ2cm以下のステーキはステーキじゃなくて紙だ」と書きましたが、今回の肉も残念ながらカテゴリー的には紙の部類です。もう少しなんですけどねー。ジンギスカンは好きだけど、あの薄さだと肉を食べた気がしないので今回はちゃんとステーキカットにしました。

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話は戻るけど、クリスマスディナーを家族で囲む日も意外と統一性がなくてなかなかおもしろかった。あの記事だけを信じるならイギリス系のところは25日が多いのかな(適当)

もうひとつ驚いたのは七面鳥を食べる習慣が16世紀からあったということ。そんな昔から七面鳥食べてるのかーー!!ガチョウもよく食べていたということで、そちらは庶民向けの共同購入システムもあったとか。ガチョウの丸焼きとかなのだろうか。食べてみたい。

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素人ですけど、肉の焼き方って基本気合いと思い切りだと思うんだよね。強めの火でないと良い感じの焼き目がつかないじゃないですか。あとは火加減やらオーブンやらで調節する感じ。味付けは塩胡椒だけだぞ!うちは子供の誕生日が近いこともあってクリスマスケーキも食べず、ラムステーキとサラダ、カボチャの煮物、トマトやブロッコリーなどを食べて終わりでした。

あっというまに食べちゃったので飾り付けする前に撮った写真しかないので見かけがしょぼいですが、結果こんな感じでした。うまかったぁ。この後むっちゃくちゃ食べた。

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というわけで世界でももっとクリスマスにラム肉を食べればいいのに!ちなみに今日も別件でイタリアンレストランでラムチョップ食べてしまった。いかんいかん…