息子が明日からめでたく無認可保育園に通えることとなった。最寄り駅でもないので正直不便には変わらないが、それでもそれまでは託児所に預けていたのでコストの事を考えると大分肩の荷が下りたというのが正直な気持ち。

そこでちょうど一区切りなのでここではうちの体験を書いておきたいと思う。 


まず自分は渋谷勤めで嫁もそのあたりで働いていた。住まいは東京である。嫁は子供の世話も大好きだけど、家にずっといると気が狂いそう!ということで早期の復帰を望んでいた。もとより自分も「結婚相手にはパートでもなんでもいいけど、仕事をもって世の中と触れていて欲しい」と思っていたので、異論はない。これはもう大分前から話していたことなので息子はゼロ歳児から保育園に預けたいと思い、ちゃんとそれなりの余裕を持って保育園の申し込みをした。

何個か希望の幼稚園を指定して願書を出すわけだが、全部落ちた。かすりもしなかった。同時に認証保育園や近所の無認可の保育園にも電話で連絡してみたのだが、けんもほろろで全く空きがないという。一箇所だけ「もう少ししたらひょっとしたら空きがでるかも・・・」という場所があり、そこにはお話をさせてもらいに行った。とりあえず確約も何もできないけど申し込みだけして、その時は終了。実はそのとき息子は強烈な人見知りフェーズで、他人の顔を見ると泣きまくっていてこのときもご多分にもれず保育園の先生に抱かれもしなかったので不安感満載だった。

そうこうしているうちに嫁の復帰は息子が8ヶ月になったくらいの時と決まっていてあと一月というところでさすがに焦り始めた。・・とはいえもう他にオプションはないのでベビーシッターを探し始めた。

とりあえずプランとしては、さすがにベビーシッターをフルタイムで週五日雇うのはできないので、嫁は時短で仕事は半日だけにしてもらってベビーシッターもそれくらいの時間でなんとか調整する、という話で探し始めた。

実際にみつけてきたのは嫁なのでソースがどこなのかわからないのだが、aishaというベビーシッター派遣をしている会社が我々の職場もぼちぼち近い表参道に託児所に使える一室を借りていて、ベビーシッターをうちに呼ぶのではなくそこに預けていくということができるとい事を発見。うちに呼ぶとなると掃除だなんだで色々面倒だし交通費もかかるから、これは正直よかった。値段も話してみると、保育園に比べると圧倒的に高いものの、永遠に続く出費じゃないからなんとかなるレベル・・・ということでここに決定した。

お金の話をするとえぐいけど、半日しか預けてないのに普通に毎月バイトさんを一人フルタイムでやとえるくらいの出費。料金の根拠については異論はない。なにせ保育園とちがって、一対一での保育だ。要は人間を一人まるっと拘束するわけなのでそれくらいの出費は当然だろう。なのでaishaさんには全くもって文句はないのだけど、つくづく「保育園に落ちた先の最終手段がこれじゃあ仕事をし続けながら子供持つの躊躇するよなぁ・・・」と思った。少子化になるのもわかるわ。

そんなこんなで息子は託児所通いの生活が始まった。朝は自分が10時に送っていく。嫁はそれより1時間前の9時に出社して、4時間勤務。息子は10時から2時まで預けられていて、嫁が1時に仕事を終えて迎えに行く。送りにいく時間はギリギリラッシュアワーピークからはずれてるので電車でつぶされることこそなかったが、結構つらい。ちなみにこれから先も電車で送り迎えは変わらない。近所の保育園に入れるようになるまではここはどうしようもない。

最初の1週間ほどは息子を送っていくとシッターさんに抱かれる時に涙目になっていたが、何かヤツの胸の内で合点がいったのか、あるとき気づいたらもう泣かないしケロっとしていて、毎日もらえる育児レポート的なものにもやたらと元気に遊んでご飯を食べてるという報告ばかりがあがってくるようになった。息子はいつのまにか人見知りを克服していたのだ。

あともうひとつの劇的な変化は「遊び」に対しての積極性が変わったということ。今までは玩具とかは「与えられた」もので遊んでいたのだが、この託児所に行くようになってから俄然自分から遊ぶものを探しに行くようになった。他のプレイルームに行っても知らない玩具にもガンガン手を出すようになった。このあたりの成長は目を見張るばかり。

結局託児所には一月ちょい通った。託児所として使っている1Kの部屋が思っていたより全然せまくて最初びっくりしたりしたんだけど、正直毎日通ってる子供はうちの子くらいしかいなかったし全然十分なスペースだった。シッターの人達もみんないい人達だったし、通勤路の途中で毎日のように寄ったスタバの店員の皆さんも優しくてよかった。

なにより息子の成長っぷりがハンパなくて、投資に対するリターンとしては十分すぎるくらいだった気がする。保育園にいきなりぶちこんでギャン泣きされることを考えるとシッターさんという知らない人と時間を過ごしたり、知らない場所で探検をする、ということを最初に覚えてきてくれてよかったな、と思ってる。

全体としては満足な体験だった。まとめると感想としては
  • マジで子持ち世代、特に共働き世帯に対するサポートをどうにかしてほしい。
  • いいシッターさんたちに恵まれたおかげで保育園に受からなかった時に諦めて嫁の復職を遅延させるようなことしなくてよかった。
  • 電車で手荷物いっぱいの上に子供を抱っこしてる人か見かけたら俺はこれから必ず席を譲る。
  • 表参道のスタバの人達ありがとう
というわけで明日からは保育園なので息子はいままでのように「俺だけを見て!」状態にはならないので、どうなるかなー。まぁまたなんか成長してきてくれるだろう。

また明日からがんばれよ、息子。