昨日、lllnorikolll送別会をなぜそそくさと抜けたかというと、調子が悪いのもそうだったのだが、本日の大人の食事会のために体力を残しておかないといけないと思っていたからである。というわけで今日は西麻布「またぎ」に行ってきた。

西麻布の交差点から少し六本木ヒルズ側に行ったほうにあるこの店、検索すると炉端焼きとかというジャンルで出てくるけど、これは立派な「ジビエ」です。フレンチ方式にソースがかかったりしない、軽く炙るだけ、っていうものだけなので炉端焼きっちゃあ炉端焼きなんだけど・・・。しかしここを紹介するならジビエだな。

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最初は金目鯛と麦イカから始まり、鹿、猪、地鶏、雉を軽く炙って塩をかけて食べる。それだけ!それがう・ま・い。ジンギスカンとか臭いから苦手とか言う人もいますが、このお店の肉はへたをすれば羊よりはるかに臭くてもおかしくないような動物の肉を出すけど、そこらのジンギスカンなんかよりはるかに上品。脂身がうまい>< 個人的には雉の脂身がありえない感じでベストセレクション。

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途中、野生のクレソンのサラダを一人一山ずつ食べて(2人で一つ、というオーダーをしたのだけど、みんなで結局おかわりした)、鹿と猪をおかわりし、最後に猪熊鍋とすいとんで〆。この猪熊鍋、中味はいたってシンプルにごぼう、だいこん、水菜、野生(!)のなめこ、まいたけ等を味噌仕立てで鍋にしたもの。熊なんてぶっちゃけ臭そうだけど、全然そんなことない。熊うまいよ!びっくり。で、最後に出たすいとんもひとつひとつがどろどろせず、ぷりっぷりっ。味噌と絡み合って、ものすごいうまい。

今日は正直他の方が持ち込みしてくれたワインとシャンパンがまたものすごいものばかりで、これが肉と相まってさらにうまかった。正直時価だけ考えたらすげぇ値段になるのであまり考えないようにしておく。

「またぎ」肉好きだったらほんとおすすめ。今腹一杯食べてきて帰ってきたところだけど、あれだけ肉を食ったのに全然おなかがもたれてない。すばらしいなぁ。今後は山菜や川魚も出すと言うことで、四季の折々に訪れたい店だなぁ。

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