以下、まぁ書き散らかしです。あんまり推敲してません。すまそ。ちなみに、下記記事に対するブクマはDISも多いけど、素直な反応もちらほらあるようで興味深い。




僕にとってのJavaは2001年に終わってますが・・・。同じ事何回も書かなくちゃいけない言語なんて死んだも同然ですよ。ライブラリもちらばってて何がどこにあるのかわかんないし。

って、書くのは簡単です。多分元記事をテンプレ化してほぼ同じ事をどの言語に対しても僕は書けます。

ただ、エンジニアという職種の人がそんなことしてるのはどうかなぁ、と。エンジニアの使命を問題を解くことです。何でつまづいたかとか、なにがむずかしかったとか、何ができなかったとかそういう事をちゃんと書いて欲しいなと思う。CPANのアップロードとかも状況に対しての認識もなく、「回数」という一面だけで判断をばっさりしてていいのでしょうか。

正直Perlという技術が関わっていなかったとしても基本的にツールの有用性を一面でしか判断できないのは危険信号だと感じます。FUDは言い放つのは簡単ですが、なんらかしらのツールが出ていて、それが使われ続けているということはすなわちそこに「何か」がある、ということだと考えが及ばないのはちょっと想像力が足りないんじゃないかと(きっと古い言語でライブラリがアップデートされないCなんて最悪の言語なんでしょうね。うんうん)。

もうちょっとマジレスすると、言語仕様として、下位レイヤーのライブラリはアップデートがないのもあれですが、回数が多すぎるのもどうかと思います。っていうか、CPANモジュールはアップデートに追いつけない!っていうクレームのほうがどう考えてもおおいんだけど、本当に一年に5回も6回もアップデート(しかもその一回一回の中味が多い)とかしてるライブラリを使いたいのかな。そういうライブラリがないわけじゃないけど、きっと今回話に出ていたXML::RSSやXML::Parserがそれに該当したらそしたらそれで文句たらたらになるんじゃないかな。

XML::Parserに関しては機能に限定的な部分がそれなりにあるものの、下位ライブラリとしてはとてもよくできており、これ以上の更新が必要ないと判断されているので更新されていません。実際使ってみて問題があったのでしょうか。そして、さらにXML関係で高機能なものを求めるのであれば、libxml2のインターフェースであるXML::LibXMLなども存在し、それらもかなり安定しているためそれほど更新がありません。XML::LibXMLなどは僕も完全に安心して使い続けられているモジュールのひとつです。

で、それが他の言語だとどう違うのでしょうか?Rubyにしろ、PHPにしろ、それぞれの良いところがあり、使いどころがありますし、それぞれの運用や開発の癖もあるはずです。ひょっとして・・・そのあたりをよくわからないで書いてませんか?

それならそれで構いません。それはこれまでのPerl業界のマーケティングやトレーニングの失敗だからです。でもツールの失敗じゃないですよね?事実関係を見失いがちな放言は同業者としては気をつけていただきたいと感じます。

なお、マーケティングに関しては(←ブクマで指摘されたので修正)、日本国内では僕らが去年から進めているJapan Perl Association (JPA)という団体が責任を持って行います。僕は個人的にはPerlが最強!とはさすがに言いません。僕はとても性にあった言語だと感じてますし、実際この言語のおかげでいままで大変たすかってきていますが、それなりに使いどころがあると感じているので全部のシチュエーションで使えるとはさすがに考えないからです。

JPAは技術者の皆さんに正しい知識とノウハウを持ってPerlの生かし方を判断してもらえるように、そしてPerl及びその後ろに控える優秀なハッカー達の頭脳をうまく皆さんのビジネスに役立てる方法を啓蒙していくつもりです。Javaだって、僕は4年くらいずっと先生として教えてきたから、良いところも知ってます。でもJavaじゃあ工数かかってしょうがない!とか、そういう場所だってあるわけです。そこで色んなチョイスがあるなかで、今回の記事のようなFUDに踊らされず、正しい知識を持ってPerlという言語を判断してもらえるよう、精一杯活動していくつもりです。

JPAは4月の本格活動に向けて、ただいま色々裏で調整してます。もうちょっと待って!