開発環境の話をよく振られます。

「牧さん何使ってるの?」って言われて、なんかすごい装備を使ってるんじゃないかという期待の目を見てしまうとちょっと申し訳なくなってしまい、ちょっと言葉が出なくなってしまうのですが、「え・・・vim」としか言えません。

理由はシンプルです。大学時代はずっとラボにあったSPARC II状でXEmacs使ってました。で、その後某NetAppに入社したとき、XEmacsがインストールされてなかったんですね。っていうか、それ以前にあちこちのマシンでvi/vimはあるけどemacsはねぇ、的なマシンがあったりして、いちいちそのたびに新しいやり方を覚えなくてはいけなくなって、もういやになったのです。

結論としては「特定の環境に依存するようだと面倒くさい」という結果に落ち着きました。UNIXに依存はちょっとどうやってもはずせなかったけど、せめてエディタくらいは必要最低限のAPIだけ自分が動けるようにしたかったわけです。

それだけ決めたら、あとは「どこに行ってもviだけはあるだろうから、せめてvimで落ち着こう」「プラグインとかはなるたけ最小限に抑えよう」という2つのポリシーの元、vimをほぼインストール時の機能のまんま使っております。

僕のvimrcはほぼこれだけです。
syntax on hi Comment ctermfg=yellow cterm=none hi Constant ctermfg=green cterm=none set noautoindent set nosmartindent set nocompatible set nohlsearch set showmatch set backspace=indent,eol,start set tabstop=4 set shiftwidth=4 set binary noeol set t_kb=^? set vb fixdel set expandtab au BufNewFile,BufRead *.t set ft=perl au BufNewFile,BufRead *.cgi set ft=perl set enc=utf-8

特にすごい機能は何も使ってません。あ、設定の半分くらい意味わかってません。コピペしたら自分の思い通りの機能だったから使ってる、っての結構あります。なんか必要になったら:!perl -eとかしちゃって適当にいじくってます。マクロ定義とかもすればいいんだろうけど、別にいらねぇや、とか思ってなんもしてません。screenも使ってません。:eで事足りてます。

なので、おいらはvimさえあればだいたいどこででも開発できるよ!って話でした。