D-7 <altijd in beweging>

Day to day life of a Perl/Go/C/C++/whatever hacker. May include anything from tech, food, and family.

2013年05月

毎年トークの応募具合とかチケットの売り上げ状況とかは(必要であれば)諸々下処理をした上でDBにデータを突っ込んで、おもむろに

SELECT COUNT(*) FROM talk WHERE status = 'pending';

なんて打ってターミナルに出してからシートに書き出すとかしてました。でももう2013年だし、そろそろそういうのやめたいと思って突然HRForecastを導入してみた。というわけでトーク応募はこんな感じに可視化されている

yapcasia2013-visualization


pendingの値が最初ある程度あって、そのあと一旦がくっと減ってるのはテストのダミーデータを入れてあったのを消したから。acceptedには現在オープニングとクロージングだけがはいってるのでこんな感じ。

というわけでもう僕は毎朝さくっとグラフを確認するだけでトークの応募状況を確認できるのです。ちなみにチケット売り上げ側もおなじよーな仕組みを導入しております。楽ですね!

さ、そんなわけで今朝グラフを見たらpendingのところが平らです!こういうグラフは好きではありません!皆様も是非YAPC::Asia Tokyo 2013トークに応募してみてくださいカンファレンスは登壇したり運営したりすることによって初めてその真の効果をあなたにもたらすのですよ! 
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(追記)LTthonは前夜祭でプチ復活します!公式ブログ私のブログ


去年Hachioji.pmの皆様に主導してもらったLTソンはもうただひたすら発表者のいる限りLTを続けるというイベントで、参加者に対する敷居の低さなどもあってたくさんの方が発表し、刺激し合い、結果的にすばらしい企画になったと思っています。

だけど今年のYAPC::Asia Tokyo 2013ではやらない方向です。 
良い企画だと思ってるのになんでか?

それは主に人の導線のせいです。去年の会場はメインホールの真横にまるでエアポケットのように広場があり、メインの企画であるセッションを聞きに行く人達の導線を邪魔しないところにとてもカジュアルな空間を作れました。視覚的にも「ああ、あそこで何かやってるんだな」とはっきりわかる位置にあるのに、メインの企画の邪魔にならないという奇跡的な配置があの企画の成功につながった、と我々運営は見ています。

今年はLTソンを開催する事のできる「部屋」はあります。
しかし僕が運営者という立場から見る限り、あの企画は「部屋」では駄目なのです。

あれは例えば会社から家という目的地に向かっているはずのサラリーマンがついつい道の途中にあった赤提灯の店の客の声と焼き鳥の匂いにつられて寄ってしまった、という感じの流れが必要な企画だと思うのですよ。部屋だと多分LTソンにいた人達はずっとその部屋にいるし、部屋の外にいる人達はあの熱気見れないので中で何が行われているのかわからないからLTソンを元々知らない人はそこに「ちょいと寄る」という事はできない。かと言って部屋ではなくまるっきりオープンなスペースで丸見えにしても今度は騒音で回りが迷惑してしまう。

去年のYAPC::Asia Tokyoの会場はまさに奇跡的にあの企画にフィットした構造をしていたのだと僕は思っています。主導線を邪魔しない、熱気が元々それがなんなのか知らない人にも見える、しかし一応区切られているスペースで行える。この三つがそろっていないと(単体ではOKでもYAPC::Asiaというイベントの中の企画としては)成功しない企画だと思うんですよね。

というわけで今年はLTソンはありません。もし今年の会場でLTソンを行うなら多分教室とかの部屋以外の場所を借りてやらないと駄目だろうなーと思います。が、残念ながら公共スペースは貸し出ししていないのでした・・・

YAPC::Asia Tokyoの運営をしていると本当にイベントは生ものだというのがよくわかりますね。様々な条件がそろわないと同じような企画はできないのですなー。

ただ、もしあなたが「いやいや、こういう形なら実現可能じゃね?むしろ俺がやるよ!」というのなら是非運営の我々に声をかけてくださいね!我々の見つけられなかった可能性を見つけてくれるのは大歓迎です!

 
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うおおおおおお!!!!「バケツでごはん」(絶版)が文庫版ででるぞおおおおお!!!

というわけでぽちった!これ、俺の中では久保キリコの作品の中で最高傑作なので絶版だった意味がわからなかった。これから半年もかけて全巻そろえないとあかんのか・・・大人買いしたい・・・
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項羽と劉邦、最初に読んだのは中学生の頃。実家が引っ越した際に当時すんでいた国の日本語図書館に勝手に寄贈されるということもあったが大人になって再購入して、結局あれから何回も何回も読み返した。

項羽と劉邦はそんなかれこれ二十年前に読んでいたが三国志を読んだのは五年?くらい前に吉川英治版を読んだのが最初でそのあと陳舜臣版蒼天航路を読んだりした。結果から言うと、今回二年ぶりくらいに項羽と劉邦を読んだ際この三国志の地理的な知識がついてたおかげでようやくこの話の登場人物達の出身地や移動距離に納得しながら読めた。

小説の内容に話を戻すとこの話は数ある司馬遼太郎本の中でもあまり司馬遼太郎節が強くない本だと思う。時代が古すぎて話を膨らますほどの余裕が無かったのか連載してた誌面の理由なのか知らないけど、割とドライな司馬遼太郎本なので司馬遼太郎嫌いもそれなりに読めるんじゃないかな、と。

それでも司馬節っぽいのはこの話はよくある将軍の徳の器をメインに話を進めるのではなくあくまでテーマは「大軍をいかに食わせるかが漢帝国の成立に通じたのだ」としつこく言ってくるところか。人物の魅力についても言及しつつも「戦争は結局は兵站の維持なんだよ」というのはその後の坂の上の雲にも通じる気がする。やっぱりあれかな、彼の世代は太平洋戦争を通じて食べ物の恨み的なものが心の底にあるのかなー。

ともあれ、個人的には司馬遼太郎本としては尻啖らえ孫市国盗り物語に次いでオススメしたい本なのでまだ読んだことがなかったら是非どうぞ。

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ドラマ化狙ってんのかなーって感じの作品。ライト。リーガルハイの国税徴収官バージョンって感じかなー。主人公があんまり応援したくなる感じじゃないんだけど・・・まぁ多分続巻も読むとは思う。
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