D-7 <altijd in beweging>

Day to day life of a Perl/Go/C/C++/whatever hacker. May include anything from tech, food, and family.

2009年07月

自分は基本的にわがままな人間だとは知っている。この年になっても、やっぱり自分の考えが一番正しいと思っているし、他人のやり方を安易に追従するべきではないと思っている。


どこかで読んだだけでうろ覚えなんだけど、人間はその成長過程で自分を特別だと思いこむ時期というのがあるらしい。それが終わり安定した姿が大人なんだと。高校時代は完全にこの傾向があったし、やっぱりそれが残っているからこういう性格なんだろうなとは思っているが、やっぱり自分がだんだん年を取ってきているというか、大人になってきているなと思ってはいる。

その理由は単純で、30になるあたりで人生で初めて素直に「自分より年上の人の言うことにはなんらかしらの真実が含まれているんだ」と納得できた事。「自分より年上」の部分が「自分より○○の技術が上」でもなんでもいいんだけど。

どこかで飲んでて、「ああそうか、この酔っぱらいは俺にぐだぐだ喋っているけど、これはこの人が俺より10年長く生きてきた分の、俺がこれから経験するであろう事をそれとなく伝えようとしてくれてるんだな」と思える。

助言の意味を考えられる。怒られた時の何故?について考えられる。すっと受け止められると見える世界が広がるんだな、ってすごく最近思う。

ただ、まぁそこで他人の言うことをすべて真に受けてもしょうがない、というのはあると思う。その人にとっての真実が自分にとっての真実になるかどうかはまた別問題だから。一部はなるかもしれない、全くならないかもしれない。

そういうことを考えながらなら他人に対してのアンテナはオープンにしておいて、いろんな情報の蓄積をするのはとてもいいことだと思うんだな。

ってな事を考えられて、ああ、俺もう18とかじゃねぇんだな、と感慨と後悔を織り交ぜて感じるのであった。
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昨日id:zigorouさんと話してたら、Matt Trout氏が主催しているPerl Ironman ブログコンテストのフィードの事を知らないって話題になったので、ちょっと書いておく。

Perl Ironmanは基本的にPerlな人たちに向けて「メーリングリストやIRCに引きこもってないで、ブログにエントリを書け!」という運動。ブログを書いている連中の中にはDBIx::Class、Catalyst、Mooseの開発者達もいるけれど、それ以上にいわゆる中堅プログラマの人たちのエントリがあがるようになってきてて、最近購読しているフィードの中では一番おもしろい。知らない事もたくさん出てくるしすでに知っている事でも、他人がそれを容認しているという状況は頼もしい。

フィードはAtomRSSがある。サイトは http://ironman.enlightenedperl.org/ にあるので←のリンクが動かない場合は正式なURLはそちらからどうぞ。

今日もすでにnothingmuchがPerlの内部データの紹介をしていたり、chromaticがPerl本体のバグの改修の仕方を紹介したりと読み応えのある記事が色々あっておもしろい。あと、これは紹介記事だったけど、今年のOSCONでのキーノートの一つであったSkud女史の「Standing Out in the Crowd」などの紹介も読めて非常によかった。

というわけで、海外のPerlの動向に興味のある方は購読してみる勝ちのあるフィードだと思いますよ!
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たとえば僕は散歩が好きなので、結構あちこちの町だとか風景だとか見たりなんだりしてるけど、別にそれを写真に撮るとか、どれだけ美しかったかとか、叙情的な表現をする気にはならない。自分はそれをアウトプットする必要を感じないし、他人に自分が受けた感銘をわかってもらおうとは思わない。やれることと言ったら、自分が好きだと思った事をシェアしてあげることだけ。それをどう思うかはその人が決めればいいことであって。

本業の物書きでもないので、紹介以上のインスピレーションやら、感銘やらは自分の心にだけあればいいと思うのだ。

なぜか心に浮かんだのであった。
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昨日東京都議員選挙に行って投票してきたけど、一言だけ言っておきたい:「結果的には民主党に入れたけど、入れたのは候補に対してであって党にはこれっぽっちも入れたくなかった」

というのは、正直昨日の投票は消去法で判断するしかなく、単純に若いほうで一番まともそうな人に入れた、というのが本音だからだ。民主党自体に期待感は全くない。そもそもそれぞれの候補からの政策に対する周知もほとんどない状態で投票用紙だけ渡されてどうしろ、っていうの?そういう意味では選挙法をどうにかしてほしいと思うね・・・

ともあれ。別にどの党でもいいけど、1億人の人間を導く気概を持っていただけまいか。
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もう何回目だかわからんが「ショーシャンクの空に」を観た。

I find I'm so excited, I can barely sit still or hold a thought in my head.

I think it is the excitement only a free man can feel, a free man at the start of a long journey whose conclusion is uncertain.

I hope I can make it across the border.
I hope to see my friend, and shake his hand.
I hope the Pacific is as blue as it has been in my dreams.
I hope.

モーガンフリーマンをキャスティングした人は神。あの声でこの語りはかっこよすぎる。劇中ずっと溜めておいて、そしてあの笑み。何回みても最後は泣くぜ。

今後BlueRay買ったら、まずまっさきに買うと思う。ちなみにTSUTAYAで借りたら100円コーナーにあった。100円で得る事のできるエンターテインメントとしては破格なので、みたことのない人は是非。

Wikipediaであらすじなんか読むなよ!
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先週末、僕が相方とのんびりとしているとメールが入ってきた。「アイデアがあるんだけど」とメール始まるが、僕はピンと来た。これは「やってくれ」という催促だ。僕は身を固くして続きを読み始めた。

JPAのターゲットのひとつにクラウドコンピューティング

サポートってのが入っていて,ec2とかで使うことを考えて

ました.が,よく考えるとperl-appengineってのがありますね.


ああ、ありますね。そうですね。

誰かYAPCでしゃべってくれるといいんですが〜


うは!くっ。僕は肩書きこそ「長」がつくけど、そんなに偉くないので年上&目上のこの人に「君がやりたまえよぉ」とは言えないので「隙を見つけてやってみよう」と思った。

月曜、きっとやらないとなんか言われるだろうなぁ、と思いつつも忙しくてなにもできなかった。そして今日。メールを山のようにさばき、オフィスへの来客とも話をし、僕の目の前に座っている人に申し訳ないなぁと思いつつさらに仕事を振ったあと・・・ふと、一瞬時間が空いた事に気づいた。

「今だ!」

そこでとりあえずperl-appengineのサイトに行き、すべての準備を整え始めた。素っ気ない文章だけど このGetting Startedページに書いてある手順通りにやればだいたい大丈夫なようだ。モジュール類はほとんどすでにインストール済みだったので、普段使わないモジュールだけ入れておいた。Sys::ProtectやProtobufあたりはちゃんとsvnから入れておいたほうがいい。DateTime::Calendar::Mayanは全く必要ない。

Protobufをmakeしているときに問題にぶちあたった。問題というか、大量の警告・・・ひどい。これは最近のMooseが親切になった結果、通常使う必要のない形の呼び出しをすると警告文を発するようになったからだ。これについてはバグ報告をしておいた。気になる人はlib/Protobuf/Meta/Message.pmに is => 'ro'っていうのを一カ所付け加えればいいだけだ。よくわかんない人は特に気にしないでインストールすればいい。

次の問題はpython。僕の環境はMac OS Xだ。/usr/bin/pythonでとりあえず以下のコードを実行してみた:

cd perl-appengine
perl dev_appserver.pl demos/guestbook/

そしたらHTTPSHandlerがないとかよくわかんないエラーが出た。orz

Pythonのエラーはあんまり見慣れてないので途方に暮れた僕はとりあえずGoogle先生に聞いてみる。

すると、「sudo port install python25-socket-sslしろよタコ」って言われたので、これはそうかMacPortsを使えばいいんだな?と思い、とりあえずpythonを入れ替えた:

mv /usr/bin/python /usr/bin/python.mac
ln -s /opt/local/bin/python25 /usr/bin/python

そしてportsからpython25-socket-sslをインストール。

わくわくしてまた実行してみた。同じエラーが出た・・・。orz

色々やってみたが、なんかよくわからないので、「ついでにportsのpythonもアップグレードしてみようか」という安易な考えでsudo port install python25ってしたら、なぜかtclとかtkとか入れ始めたので、wassrで毒づいた。

そろそろインストール終わるか、と思ったら「すでにactiveなpython25があるからactivateできねぇよ、タコ」って言われたので、deactivateしてから今度こそ新しいのをactivate。
そしてついに実行・・・動いた!Pythonに関してはMacPortsでは新しいpython25とpython25-socket-sslがあればよいみたい。

今度こそ、と思ってhttp://localhost:9000/ にアクセスしたら、「Class::C3::XSはロードできねぇよ、タコ」って言われた。ドキュメントには確かに書いてあったね、うん。でもSys::Protectなんて結局なんちゃってセキュリティのくせに、なにやってんだよ、ちきしょう。

Class::C3::XSを消すのは面倒くさいので、local::libで使ってるディレクトリの中からClass::C3を探して、require Class::C3::XSしてる部分を

eval "die 'Cannot locate shit'; require Class::C3::XS";

に変更した。重要なのは"locate"の文字列を入れることだよ!

これでようやく完成。guestbookアプリが無事に動いた。

その後、ちょこちょこと試してみたが、とりあえずXS系のモジュールは全部駄目くさい。

TemplateもデフォルトでTemplate::Stash::XSを使うようになっている場合は、以下のように明示的にStashを指定しないと静かにundefを返す:

use Template;
use Template::Stash;

my $t = Template->new( STASH => Template::Stash->new() );

でもそれ以外はわりとまんま。app.yamlにURL→ハンドラスクリプトのマッピングを書いて、HTML出力とかすればいいんですね。わかります。

ってことで、なんかPerl AppEngineでも色々書けそうな予感、という報告でした。
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インタビューうけたー。人生で初めてあんなに写真に時間をかけました。なかなか不気味ですばらしいです!
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7/3


ビックカメラにてWiMAXブース(小っちゃ!)を発見。店員に聞いてみるものの全く埒があかず、これは違う店に行こうと思った瞬間UQ WiMAXの人とおぼしき係の人に交代。相変わらず会話が微妙にかみ合わない。ビックカメラって俺よりコンピューターに対するリテラシー人のほうが圧倒的に客層としては多いと思うんだが、そんなんでいいのか。


会話開始5分後に「お試し版」というものがある、ということを聞かされる。これはクレジットカードの番号さえあずけておけば、15日間無料でUQ WiMAXを試してみれるという代物。これはすばらしい!


本当に裏もなんもなくただお試しできるらしい。ちゃんと「その後自動的に加入処理をされることはない」とか、はっきりと本当に単純にお試し版なんですよ、って言ったほうが客は安心すると思うんだけど、俺から聞き出さないといけなかった。


というわけでお試し版を入手。帰りのバスでとりあえずつなげてみようとしたら、USBおよび付属のディスクにはWindows用のツールしか入ってない・・・orz。確かに店員さんはそれらしき事を言っていたが、これはちゃんと説明書にウェブサイトからダウンロードできる、って書かないと客は困るぜ。俺は一応前もって調べてたのでMacは大丈夫、とは知っていたので、この時点ではまぁいいや、と思ってとりあえずあきらめた。


家で再度トライ。UQ WiMAXのページからマック用ツール一式をダウンロードし、設定自体は自分でほとんどなにもする必要なく終了。これはいけるか!と思ったのも束の間、電波が全然入ってねぇ・・・


ええ、ここ圏外なの?いや、何回見てもちゃんとサービスエリアに入ってる・・・


明日ためそうと思ってとりあえず終了。「A列車で行こう」を開始。


7/4


三軒茶屋のスタバで再挑戦。・・・電波こねぇ。一応初めて「WiMAXに接続しました」メッセージを確認後、Safariで何個かページを確認。その後またすぐ接続が切断される・・

その後つながっては切れる、を繰り返す。電波の受信具合を表すメーターは1個だけたってる(最高5個)。つなげられたと思った矢先、「WiMAXが見つかりません」メッセージを食らう事10回くらい。つながらない時は全くつながらない。今のところ体感で平均接続時間は30秒。


つながっている時の状態は、アンテナ1個しかたってない割には大分快適。レイテンシーちょっと気になるが、スループットは割といい。


一旦接続が切れると、自動再接続的な動作を行ってくれないことがある。これはマック版の作り込みが微妙なのかなぁ。


スタバで業を煮やしたので、外に出てベンチで接続を試みてみたら、ここは簡単につながった。アンテナは2本たってて、接続自体も安定している模様。その隙にブログを更新!

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さっき「A列車で行こうDS」を終了した。このゲーム、鉄道王を目指すゲームかと思ったら、土地・建物転がしをするゲームだった。俺としては決算報告書とか、別にこのゲームせんでもいつも見とるわ!みたいな感じだったけど、楽しいゲームだった。

ただ、難しいモードをやる気は起きなかったので週末中に売りに行くw 
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毎日あほみたいにメール書いている。プログラムなんてぷの字も書いてない気がする。いいのか、俺・・・。今まで交わしたことのないタイプの会話をするのは楽しいけどつっかれるわ。

相方に心配されてしまうほど憔悴してたらしいのでJPAとかの責任を大々的に委譲した。

昨日バーコードリーダーを評価のために貸出してもらったんだけど、なんかおもしろくて色々遊んでしまった。プログラミングの抽象的なバーチャル世界も悪くないけど、やっぱり現実との相互作用があるとおもしろい。もしこのリーダーとかを使えるなら今年のYAPCはこのおかげでチェックインが楽になるかも・・・しれない。

エヴァンゲリオンをそろそろ見に行く。

三ツ矢サイダー オールゼロが好きだ。
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